前回はスロプロのメリットについて紹介しました。
今回は、その逆のデメリットをお話しますね。メリットでは、自由を中心にけっこうマイペースに稼ぐことができることをお話しました。
スロプロのメリット
ただ、デメリットも実は多いものです。もし、スロプロを目指すのであればこのデメリットも理解した上で目指さないと後で後悔します。
スロプロを目指すデメリット
○社会的評価が限りなく低い
スロプロは仕事ではないです。
つまり、職業欄に「スロプロ」と記載することができないです。別に記載してもいいですが、もしかしたら恥をかくかもしれません。そもそも、税金を納めていないという観点からみても仕事ではないですよね。
税金を納めて個人専業主としてスロプロをやっていくのであれば、収入証明書をもらうことができるので仕事として認知される可能性はあります。ただ、それでも社会的評価はやはり低いです。
この社会的評価が低いというのはどのような事に影響するのかというと
・クレジットカードやショッピングローンが利用できない
・住宅ローンが利用できない
・無職として取り扱われる
などあまりいい事がないです。
けっこう人生の障害になる事が多く、スロプロならフリーターの方が社会的評価が高いです。また、結婚をする時に恋人にどう説明したらいいのか、その親にどう説明すればいいのかなどもかなり苦労します。というか、親に判断される可能性が極めて高いですね。つまり、結婚も難しいです。
このように、社会的評価が低いというのは普通の人ができることができなくなってしまうことになるので大きなデメリットになるでしょう。
○肩や腰が痛くなる
スロプロは、パチスロを打って収入を得ます。
ただ、長い時間スロットを打つと肩や腰を痛めることが多く、これが毎日になってくると体のケアが必要です。若い時は別に大きな障害にならないですが、中年以降になるとさすがにきつくなりますよね。
スロットを打っていると、肩が腰がすぐに痛くなりパチスロを楽しむ所ではなくなります。これがけっこう苦痛です。体をケアする時間を確保しなければいけないですが、スロプロは長時間打つことも多かったり、打つ以外にもデータ集計や他の店の状況確認などが必要になるのでなかなか体のケアまで回らない可能性があります。
年を取ってくると、パチンコに移行する人が多くなります。パチンコは、スロットと違って肩や腰を傷めにくいです。手を動かすことがほとんどないのでその分楽ですね。
とはいえ、パチンコも長時間打つと体がだるくなったりして大変です。体を痛めたくないという人はスロプロはかなり苦痛に感じることがあるでしょう。
○一般人から敬遠される
これはパチンコ店内での事です。
スロットを打っている人は、ほとんどが仕事をしていて趣味で打っている人たちです。他には、年金などもありますが基本的には仕事をしています。スロプロという人たちは、全スロットユーザーでも一握りですね。
スロプロは常に期待値を追う必要があり、設定狙いでも朝から行き天井狙いなどもしていきます。設定狙いだけという人は、別に常連のお客さんから敬遠されることはあまりないです。しかし、ハイエナは別です。
天井狙いは、はまり台を狙いますがはまり台を捨てる人の多くが一般人です。つまり、その人たちのはまり台を狙いおいしい所だけ打つと当然他のお客さんからあまり良いふうには思われないです。
一般人も天井狙いの立ち回りを知っているので、スロプロがホールを何回も徘徊していると当然うざくなります。特に後ろに張り付かれるとかなりイライラします。結果的にハイエナをしているスロプロは嫌われる可能性が高いです。人の目線が気になる、周りの意見に左右されるという人は、スロプロに向いていないです。
周りなんて気にしない精神力が必要ですね。
○規制やお店の状況に左右される
スロプロは、いきなり稼げなくなる事があります。
例えば「規制」です。
最近で言うと、5号機から6号機の移行やパチンコのマックスタイプなどの廃止です。
これらの規制は基本的に、出玉を制限することが多いので以前よりも稼げにくくなります。結果的にスロプロの収支は下がっていく一方です。
また、いくら現在優良店で高設定を多く入れるホールでも、今後どうなるか不透明です。客離れから利益が低くなってくると設定も下がります。そうなるとスロプロの収支も下がります。
今後、パチスロ人口がかなり増加するというのは考えにくいです。良くて現状維持で最悪どんどん減ります。
そうなると、少しずつスロプロの収支が下がるのでけっこう大変です。
以上のように、スロプロのデメリットを紹介しました。
けっこう多いので今後目指す人は目を通してください。
スロプロは楽ではない
スロプロのメリットだけ見れば、けっこう楽そうと思う人もいます。
しかし、デメリットの部分を見るとけっこう過酷です。月収30万円でちょうど納得がいくレベルですね。月収20万円だとあまり満足しないかもしれないです。
しかも将来が保証されるわけではなくて、ホールや規制さらにライバルなどによって稼げなくなる日が突然きたりなどけっこうマイナス部分も多いです。これを見て、目指すのかは個人の判断ですが、「楽して稼ぐ事はできない」という事だけ覚えておいてください。
また、他のスロプロと口論になったり、天井狙いばかりして一般人と口論になることもあります。また、基本的にお店からも嫌われることが多いです。つまり、強い精神力がないとやっていけないです。
まとめ
今回は、ざっくりスロプロのデメリットをお話しました。
実際、長くスロプロをやっている人はこれらを理解した上でやっている人が多いです。スロットが好きだから他の人からの目線なんてどうでもいいという人もいます。
スロプロ愛と孤独が好きというのが必要になりますね。ピンのスロプロ同士と仲良くなって情報交換したり友達になったりして楽しくスロプロをしている人もいます。やはり環境も大事ですね。スロプロは誰でも目指すことができますし、今後パチンコ店がなくなるというのは考えにくいです。
中年世代までしっかり稼ぎ、その後はせどりやFXなどの移行する人もいますね。計画的にスロプロをして、将来困らないように収支を上げていくのであれば1つの選択肢となると思います。
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