今、パチンコ店の現状を言うと「閉店している店舗が多い」ということが上げられます。
これは、数年前からそのじょうな状況になっており、ニュースなどで知っている人も多いと思います。原因は、さまざまですが規制やコロナ、非等価店舗が多くなったなどがあります。
その中でも、一番危機的状況なのが「低貸し専門店」です。
今、閉店のリスクが一番高くなっています。
低貸し専門店はスマスロが導入できていないお店が多い
閉店のリスクが高くなっている大きな理由が「時代についていけていない」という点です。
今は、スマスロが流行していて特に北斗の拳がかなり貢献しています。20スロのメイン機になっており、6.5号機よりも売上・利益・稼働率が高いです。他にも鏡やヴァルヴレイヴなど貢献している台があり、利益が取りやすい波が荒い機種が多いです。
しかし、このスマスロの購入費用が高く北斗の拳は1台導入するのにユニット合わせて80万必要と言われています。
また、メイン機を導入するためには今までの購入実績なども考慮されることもあり低貸し専門店のように思うように台が購入できないお店だとなかなかメイン機を購入しにくい状況です。また、スマスロの費用を負担できないというのもあります。
スマスロが低貸しで導入すると、人気がでそうですがやはり利益が10スロだと2分の1、5スロだと4分の1なので高い費用を支払ってまで導入できないです。
また、6.5号機においても人気である鬼武者2やカバネリなどをあまり導入できなかったり、導入できていない店舗も比較的多いと思います。こういう人気機種があまり導入できないと次第にお客さん離れにつながり、利益が取りにくくなります。
このように、スロット中心に時代に追いつけない状況が低貸し専門店の大きな問題になっていて、現状閉店している店舗が多くなっています。今後も、閉店するお店が増えると予想しています。
設定が入れられない状況に
低貸し専門店の問題として、「設定が入れられない状況」になっています。
先ほど言ったように、人気機種があまり入れられないです。例え数台入れられても、不人気機種が多く稼働率が思うように伸びないです。パチンコの釘を閉める必要があったり、設定も低設定ベースになるど高設定がほとんどない状況になってしまい、閉店することが多いです。
ここで設定を入れてアピールするという方法もありますが、リスクが高いです。高設定で稼働率を上げるためには継続性が重要です。つまり、一時的に設定を上げてもなかなか集客できないです。そこまでするリスクをなかなか負えないのが現状です。
悪循環になってしまって、結局閉店してしまうお店が多くなっています。
実際、私の地域でもパチンコ店が閉店していますが半数以上が低貸し専門店です。やはり、それだけ今一番厳しいのが低貸し専門店といっていいでしょう。
パチンコ店の閉店数の推移
では、ここ数年のパチンコ店の閉店数を見てきましょう。
年度 | 閉店数 | 開店数 |
2015 | 477 | 181 |
2016 | 545 | 196 |
2017 | 547 | 144 |
2018 | 679 | 113 |
2019 | 507 | 91 |
2020 | 667 | 85 |
2021 | 660 | 85 |
2022 | 839 | 68 |
このように、全国パチンコ店の閉店数が年々増えています。主な理由は、非等価店舗の増加、禁煙化、コロナ、6号機移行、スマスロ導入、スマパチ導入などがあります。
2022年がかなり多くなっていますが、これはスマスロの費用を負担できないというのが理由になっていると考えられます。また、スマパチなどもありますし今後考えられるのがスマスロの増加と新紙幣によるサンドの取替費用です。
紙幣も新しくなりますが、この時にサンドを交換する必要があると思うのでその費用もありますね。
スマスロも、今後まどか☆マギカや凱旋、番長などメイン機が登場すると思うのでスマスロ導入できない店舗はより厳しくなります。6.5号機もカバネリとかは中古価格が高騰しているのでなかなか購入できないですね。
個人店や低貸し専門店などはより厳しくなるし、チェーン店なども規模が小さいと苦戦するでしょう。
大手は利益が出ない店舗を閉店して、利益がでそうなところでオープンしながらしっかり利益が取れると思います。やはり最後は資金力ですね。
まとめ
今回は、低貸し専門店が閉店する可能性が高いということをお話してきました。
まあ、今後も増加すると思うし設定状況も悪化する可能性があるので、低貸し専門店に通っている人は注意深く見ていく必要があります。
ただ、低貸し専門店でも繁盛していれば問題ないです。稼働率やチェーン店なのかなど情報を集める必要があります。ダイナムなどは問題ないと思います。
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