先日「パチンコ店の広告規制緩和」というのが話題になりました。
既にガイドラインが発表されていて、どうやら緩和の方向になっています。今の広告規制はけっこうお店にとって厳しいものでしたけど10年ぶりに緩和されるので今年1つのターニングポイントになりそうです。
今回は全体的に規制緩和の内容になっていますが、実は新しく盛り込まれるのがほんの一部です。実は、規制が緩い地域だと今回の規制緩和の大半が既にOKになっています。つまり、規制緩和が緩い地域に合わせるという感じですね。
それでも、新しく緩和されたものもあるのでその部分を中心にお話します。
大きな緩和内容について
○出玉ランキングの表示
これが新しく今回緩和された大きな内容です。
店内に前日までの「出玉ランキングの告知」が可能になりました。
例えばポスターなどで
1月21日店内出玉ランキング
1位カバネリ 15000枚
2位鬼武者2 10000枚
3位マイジャグラー5 9000枚
という感じです。
もちろん、機種に分けての出玉ランキングも可能です。
これは、お店の宣伝にもなるし優良店アピールできる内容なので大きな変更点です。
しかし、注意点があり
・特定日だけのランキングは駄目
・日によって告知機種を変えるのは駄目
このように、射幸心を煽るような告知は駄目になっています。ランキングというだけでも一定の射幸心がありますが、より激しい射幸心は駄目だという感じですね。
○国民的な行事や周年告知がOK
これも1つ大きな変更点です。
ハロウィンや年末年始などの告知ができるようになりました。ハロウィンのポスターに特定の機種のキャラを載せるのもOKです。上手く利用すれば、ちょっとした告知になります。
後は、創業○年というのもOKです。年の1回のイベントとして告知できるのもお店にとっては1つの戦略に使えそうです。
こう見ると、イベント告知復活と思っている方もいますが、そうでないです。
駄目な例を紹介すると
・ジャグラーの日
・海出玉勝負
・スマスロ強化日
・ゴーゴー祭り
・本日1が付く日
このように、特定の機種・イベントを臭わせる告知が駄目です。つまり、イベント復活というわけでないので注意してください。ちょっとがっかりした人もいると思いますが、射幸心を煽るというのは今、今後も規制の対象です。そこは、理解して我慢する必要がありますね。
ちょっとした規制緩和
○新台告知に関する変更点
これは既に自由になっている地域もありますが、全国で規制緩和されます。
新台告知のポスターの自由度が広がりました。今まで多くの地域で告知機種の新台の表示サイズを統一しなければいけなかったり、777が揃った状態が駄目というように一定の規制がありました。
今回それがすべて撤廃されたのです。
そこまで大きな変化はないですが、お店からすると新台告知ポスターが作りやすくなりましたね。
○台のスペックの表記が可能
広告などに遊戯スペックの表記をしていいようになりました。もちろん、メーカー発表値になります。射幸心を煽るような表記は駄目です。
これも、地域によっては既にOKの地域もあったと思います。
○営業時間や駐車場の屋台などの告知OK
営業時間や駐車場で屋台がくる場合その告知がOKです。
利用者にとっては分かりやすいので嬉しいですね。
今回の変更点は射幸心を煽る目的でない
今回、広告規制緩和が公表されました。後は、各団体がホール向けにさらに正確な事を記載してお知らせする感じだと思います。
今回の規制緩和は、射幸心を煽るものでないです。パチンコ店も他の業界と同じような広告宣伝をできるようにしたという感じですね。パチンコ店の広告規制は他の業界からするとかなり規制されていたわけです。
これも、10年前にちょっと規制しなければいけない状況になったからです。しかし、今回全国で他の業界と同じような広告宣伝ができるようになりました。もちろん、機種のイベントや旧イベント日の告知などは射幸心を煽るので駄目ですが、それでも今までよりも宣伝ができるようになりました。
国民的イベントや創業○年の告知は、期待できるかもしれません。お店によって考え方が違いますが、注目してもいいですね。
まとめ
今回は、パチンコ店の広告規制緩和についてお話しました。
大きな変更点は
・出玉ランキングの表示
・国民的イベント・創業○年の告知
この2つです。
今回の規制緩和で、お店のやる気度やお店の出玉がある程度分かりやすくなりましたね。出玉ランキングを見るとどの機種に力を入れているのかも分かります。大きな立ち回りの参考になるかは分かりませんが、今までよりも出す日や優良店などの見分け方の参考になります。
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