さて、2020年のパチンコ遊戯人口がレジャー白書より発表されましたね。
それによると2020年度の調査では約890万人だそうです。
今回調査されたのは2019年度の人口なので、現在はそれよりも少なくなっていると予想できます。
前年度と比較すると約60万人の減少です。
参加人口が減少した理由について
これはあきらかで、やはり新基準機のパチンコ・パチスロの出玉になりますね。
パチスロで言うと6号機が増えてきましたが、5号機と比較すると出玉性能でどうしても劣ってしまいます。5号機では設定4でも十分粘る事ができたのに、6号機は設定4だときついという意見も多いです。
実際私も6号機の設定4を打った事がありますが、やはり5号機よりもきつい印象ですね。6号機は設定5から土俵に立てる印象です。
また、現在は禁煙化や新型コロナなどの影響によりさらに減少している感じです。つまり、次発表される遊戯人口はさらに過去最低を更新する可能性が極めて高いですね。いくら5号機の設置期限が延長されても、少しずつ減台していくのは確実なのでこの減少は仕方がないという事ですね。
パチンコに関しては、P機が増えていますが遊タイムがそれなりに高評価です。この遊タイムパチンコがどれだけ認知されるのかも今後の人口に影響がありそうですね。
ヘビーユーザー化が進んでいる
今回も気になるデータがあります。
参加人口は減少していますが、一人当たりの年間平均使用金額が8万から10万に上がりました。さらに1回当たりの平均費用も390円上がったという事で、遊戯人口は減少したけど一人一人の使用金額が上がった分売上の減少も多少ましになったのかなと思います。
これは、一人一人の負担が大きくなっている証拠なので、このままの状態だとさらにパチンコでは勝てないという印象が強くなり新規参入が減る流れになりますね。
依存度も高くなっているというのも考えられるので、パチンコ依存症なども今後増加していく可能性があります。今パチンコにハマっている人は注意した方が良さそうですね。
今後遊戯人口が増加する可能性
もちろん、今後遊戯人口が回復する可能性もあります。
しかし、実際はその逆の方が可能性が強く少しずつ減っていくと予想できます。パチスロは6.1号機で多少規制が緩和された感がありますが、それでも5号機には及ばないので以前として厳しい状況が続きます。
2021年11月には完全に5号機が撤去されるので、閉店するお店も多くなったりしてパチスロにおいてはちょっと明るいニュースがあまりないという印象です。
後はメーカーの頑張り次第ですね。5号機もメーカーの努力によって明るくなりました。
逆にパチンコはまだパチスロよりもましです。
封入式パチンコがいつでるのかというのは未知数ですが、最近のP機は高評価も多くなっています。やっぱり安心して打てる遊タイムなどの時短の自由さがちょっと明るいニュースですね。
これによって投資が減りますし、スロットよりも投資の方が緩やかになり遊びやすくなります。1円などになるとさらに遊びやすくて娯楽として人気がでる可能性もあるでしょう。
問題は、やはりパチスロですね。若者からも人気があるパチスロがやはり落ちていく事になると新規参入も厳しくなります。規制緩和がされる可能性は低いので、いかに6号機でユーザーから支持される台ができるのかが焦点です。
まとめ
今回は遊戯人口についてお話しました。
いよいよ900人割れですね。来年もさらに減少する事が予想されるので、歯止めがきいていない感じです。パチンコ業界はそれでも20兆円の市場なのでなくなる事は余程の事がないかぎりないですが、今後さらにギャンブル性をなくす流れになってくると、メーカーも苦戦しそうです。
個人的には低貸しに流れるお客さんも多くなると思いますが、お店としたら厳しいですね。パチプロなども状況が今後悪くなる一方なので他の事で稼ぐようにしなければいけないです。
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