今回は、「パチンコ店の倒産」についてお話します。
現在、全国で約10000店舗ぐらいありますね。大手から中小企業までさまざまです。
今年から2021年初めにかけてパチンコ店にとって大きな山場となりそうです。その理由はいくつかありますが、今回なぜパチンコ店が危機的状況になっているのかお話します。
自分が行っているホールが当然閉店して貯まった貯玉を現金に換金できないなんて事がないようにしましょう。
4月1日からの禁煙化
現在パチンコユーザーの55%ぐらいが喫煙者と言われています。
個人的には7割ぐらい吸っている印象ですが、どうなんでしょうか。
それはさておき、この4月1日からの禁煙化によって遊戯しながらパチスロが打てないというホールが多くなりましたね。
条件を満たせば禁煙専用の遊戯空間を作る事ができますが多くのパチンコ店が遊戯しながらタバコを吸えない状況です。この事によって、稼働率が低下しているのが現状です。タバコ吸いながら遊戯しながら打つのが醍醐味になっている人も多くいて、その一部がパチンコ店に行く機会が減っているという現状もあります。
また、タバコを吸っている人はわざわざ外や喫煙ルームやボックスに行ってから吸う必要があるので自然と回転ゲーム数が低下します。つまり、ホールにとっても以前よりも売上が減少している事に繋がっています。
喫煙者の今後の行動によっては、さらに売上が低下する可能性がありパチンコ店にとって大きな打撃ですね。また、ユーザー離れも不安視されています。
新型コロナウイルスの打撃
最近は、禁煙よりもこの新型コロナウイルスの影響が大きいです。
既に7都道府県では、政府から緊急事態宣言が発令して数百店舗のパチンコ店が営業自粛を行っています。大手から中小企業の一部は営業自粛している所が多くなっていますね。
中には、これらの地域でも営業しているホールはまだありますが営業しないという事は、それだけマイナスになるので営業自粛期間が今後長くなればさらに大きな打撃となります。大手ホールは大丈夫ですが、中小企業となるとちょっと死活問題になる可能性もあります。
また、今は7都道府県限定ですが今後政府の緊急事態宣言の範囲が広がる可能性もありますね。今でも全国で新型コロナの感染者が増えています。収まるどころかさらに悪化している状況なのでその点も不安視されますね。
もし、新型コロナウイルスがさらに広まり緊急事態宣言の範囲が広くなると全国の多くのパチンコ店にとって営業自粛を求められてかなり厳しくなります。中小企業や個人店の中には、倒産危機に陥る所もあったりお店の数を減らす所もでてくると予想しています。新型コロナの今後の状況次第で大きく変わると言った感じでしょうか。
旧基準機の撤去
これも大きな問題としてあります。
たしかにまどかマギカや絆などは既に撤去されています。どちらも6号機バージョンで復活して設置されています。
ただ、旧基準機はまだあり
・沖ドキ
・ミリオンゴッド凱旋
・サラリーマン番長
などがありますね。これらも今年いっぱいですべて撤去されます。というか夏から秋にかけて撤去されますね。
今、現状パチンコ店は大変な状態になっている所も多いので、これらを撤去しなければいけないのは厳しいです。
完全6号機への移行
これが最後にやってきます。
2021年1月末には、すべての5号機を撤去しなければいけないです。
番長3や5号機ジャグラーやハナハナなども撤去対象です。5号機すべてですね。つまり完全に6号機に移行します。
でも、まだまだ5号機が多いですよね。新型コロナや禁煙化によってただでさえユーザーが減っているのに6号機に移行しなければいけないのは大きな打撃です。
まだ、ジャグラーや番長3など5号機が大半を占めていますよね。中小企業の中には、これらの流れに乗り遅れてしまい倒産したり閉店を考えている法人もあるかなと思います。
まとめ
今年から来年にかけてかなり業界を揺るがすことが起こります。
・パチンコ店禁煙化
・新型コロナの影響
・旧基準機の撤去
・5号機撤去
1つ1つ見ても大きいものばかりですが、これが今年から来年にかけてすべて訪れてしまうので経営的に厳しいホールがでてもおかしくないです。既にお店を占める計画を考えている法人もあると思います。
経営が危ないお店があれば、すぐに貯玉などを清算しておく事も必要ですね。
ただ、この苦難を乗り越えたお店が今後パチンコ業界を引っ張ります。今は厳しい状況ですが、この状況を超えて6号機を上手く使いこなせるお店があればきっと将来が明るい法人も出てくると思いますね。
経営が苦しい中小企業が倒産して、体力がある中小企業や大手法人だけが生き残る時代が加速しそうです。
コメント